5月13日(木) イカルス・ライン@アストロホール

 いやも〜、素晴らしかった! 「生きててよかった!」と思えるライブというのがあるとすれば、まさしく今回がそれだった。
 一昨年のサマソニ以来の来日。あの時は妙な禍々しさとおカマっぽさに完全にあてられたが、今回は良い意味で普通だった。普通にカッコ良く、普通に毒牙をむいていた。確か1stの頃は「エモコア」って触れ込みだったと思うが、違うだろ!とあらためて思った。何というか、もっとドロドロしている。それこそアンセインなんかを彷彿させると言っていい。…なんて書くと、「おっ!?」なんて反応する人、いるかな? いればいいな。そんな感じなので。あと、一応ミーハーのわたくしとしては、ビジュアルの良さも見逃せない。ギター君は見た目よりは挙動不審なところが目立っていたが。
 にしても、とにかく客が少なすぎ。翌日はたぶんもう少し入るだろうが、あの決して広いとは言えないアストロホールにパラパラとしか人が立っていないという光景には驚いた。ここまで注目されていなかったとはね。つうかもっと正しく評価する人がいてもいいんじゃないだろうか?
 その後、あまりにも感動した友人たちと飲み明かす。心地よい二日酔いでグラグラ。