文学フリマ

 昨日は初参加の「文学フリマ」。「凡TIME」のお手伝いに行きました。

 「凡TIME」が発行する文学評論誌『マイティ・ボム・ジャック』も、刷り増し分も含め完売というなかなかの好成績! …いや、まあ飛ぶように売れてたブースとか、午後の早い時間に完売しちゃったブースなんかもあったから、そんなに威張れることじゃないんだが、ほとんどPOPも張り紙も用意せず、というよりそもそも会場入りが開始時間の20〜30分前というお気楽ぶりだったので、それでもあれだけの方が立ち止まって、買っていってくださったというのはありがたい。
 
 ちなみにこの『マイティ・ボム・ジャック』、私も当日会場で空き時間に読んだだけなのだけど、いやいや面白い。佐藤友哉舞城王太郎などの文学評論をベースに、要は90年代の自意識について語っている長文(だけど、序論)。私はこの2人の作家とも、さらにはこの小誌の執筆者である森田くんとも、けっこうなジェネレーションギャップがあるが、その溝みたいなものも、彼の文章から見えてくる。きっと、彼より年齢が上でも下でも気付かないことだろう。つうか、会場にもいらしていた編集者の太田克史さんが私より歳下だと聞いてショックだった。贅沢は言わない、3年でいいから、戻りたい…。

 で、いろいろと勢いで散財したのだけど、せっかくなので、この場で覚書でも書いてみようと思う。根気が続けば、だけど。